BONIQ

ボンド(結合)補修は、
お客様が「質感」を実感できる時代へ。

次世代型・結合補修エッセンス『BONIQ』公式マニュアル

BONIQ

プロも誤解しやすい、ケミカルの真実。
「浸透」と「定着(ゲル化)」は違います。

「時間を長く置くほど、髪の奥まで深く浸透する」と思っていませんか?実は、それは物理的に間違いです。 BONIQのポテンシャルを120%引き出すためには、髪の内部で起きている2つのフェーズを正しく理解する必要があります。

フェーズ1 浸透(1〜3分で完了)

BONIQはアルコールベースの処方です。アルコールは水の何倍も浸透圧が高く、加水分解ケラチンやシルクアミノ酸を引っ張って、瞬時に髪の隙間に入り込みます。カラカラのスポンジが水を吸うように、塗布して揉み込んだ最初の数分で「浸透」自体は飽和(完了)しています。

フェーズ2 定着・ゲル化(5〜20分必要)

浸透が終わっているのになぜ時間を置くのか?それは、入り込んだ成分を髪の内部の水分と反応させ、「ゲル化させて網目(ボンド)を作り、抜けなくするため」です。コンクリートを流し込んだ後、固まるまで待つのと同じ原理です。

💡 ダメージレベルと放置時間の関係

ハイダメージ毛やブリーチ毛は、内部の空洞が大きく成分が抜けやすい状態です。そのため、ダメージ毛ほど内部でしっかりとゲル化させ、強固な結合の網目を作るために長め(15〜20分)に時間を置くのが、化学的に正しいアプローチです。

サロンワークに即導入できる「4つの実践ケース」

現場のオペレーション(導線・タイパ)と、求める仕上がりのレベルに合わせて、最適な型を選択してください。

① 単体での「ボンド・プレトリートメント」
ワンランク上の単独メニュー

手法: 水と1:1で割ってゲル化。中間〜毛先に塗布し、放置後にしっかり流します。
狙い: ダメージ毛の架橋を繋ぎ直し、究極のツヤと手触り(7日間持続)を提供する新しいサロンの武器になります。

【推奨放置時間】 15分〜20分 ※ハイダメージ毛の内部にゲル化したケラチンを完全に定着させるための黄金時間です。(セット面・加温推奨)
② 薬剤ミックスによる「ケアボンドメニュー」
放置時間ゼロの時短ケア

手法: カラー、ブリーチ、パーマ液などの対象薬剤に直接10%添加して施術します。
狙い: アルコールベースのため「カラーの褪色」や「薬剤のダレ」を起こしません。施術時間を延ばさずに「ケアカラー」としての価値を向上させます。

【追加放置時間】 0分 ※対象薬剤の規定タイムに準じます。
③ システムトリートメントの「プレ強化」
既存メニューの価値底上げ

手法: 既存の3step/5stepトリートメントの前処理として、原液または水割りを揉み込みます。
狙い: 短時間で内部にボンド(架橋)の土台を構築。その上に重ねる被膜・油分系トリートメントの吸着力と持続性を劇的に底上げします。

【推奨放置時間】 揉み込み〜3分程度 ※シャンプー台でのクイックなベース作りを目的とします。
④ CRISTILE C7との「最強連動」
極上のVIPメニュー構築

手法: クレンジング後、C7(形状補正)塗布前のベースとして中間〜毛先に薄く揉み込みます。
狙い: スカスカな内部に結合の芯を作り、C7の効き目とアイロン時の熱伝導を最大化。C7をさらに上のVIPメニューへ昇華させます。

【推奨放置時間】 つけ流し〜最長5分 ※きしみを抑えてC7の架橋をサポートする目的のため、長時間の放置は不要です。

よくあるご質問(Q&A)

BONIQは塗布後に洗い流すのですか?
はい、基本的には放置後に「しっかりと洗い流す」のが必須工程です。流さずにそのままドライやアイロン工程へ進むと、仕上がりにきしみが出たり質感が悪化する原因になります。内部でゲル化した成分は髪にしっかりと留まりますので、表面の余分な分は丁寧に洗い流してください。
(※例外として、ケース④のように「流さずに上からC7を塗布する」場合や、シャンプー台での「つけ流し(クイック処理)」のパターンもあります)
1本(13ml)で何回分使えますか?余ったら取っておけますか?
BONIQは1本で十分な全頭のケアが可能です。基本的には鮮度と効果を保つための使い切りアンプルですが、少し余った場合は、しっかりと密閉して空気に触れないように保管すれば短期間であればご使用いただけます。ただし、長期間の保存はアルコールの揮発や酸化で効果が落ちるため、なるべくお早めに使い切ることを推奨します。
ホームケア(お客様への店販)として販売できますか?
はい、可能です。ホームケアとしてご使用いただく場合、濡れた髪なら原液を中間〜毛先(頭皮は避ける)に塗布し、ドライ毛なら水と1:1で割って使用するようご案内ください。放置後にしっかりと流し、普段のコンディショナー等と併用可能です。

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